では、、、あられとおかきの違いとは???
前回のブログで書いた「せんべいとあられ」の違い、、、は、結構反響が大きかったですねぇ。
さて、そのブログでの宿題「あられとおかき」の違いは「大きさ」です。
あられは、その語源でもあるように「空からふるあられ」で細かいもの、おかきは「おかきもち」を省略したもので、それより大きなもの、、、3~4センチ角以上のもの。
おかきもちの「おかき」は「かく=手で細かくする。ひっかく(西日本の方言、と聞いています)」という意味で、鏡餅のような大きなお餅を手で細かく割ったもの、を焼いたり揚げたりしたものがその語源です。
あられもおかきも、両方とももち米を乾燥させて焼いたり揚げたりしたもので、原料に違いはありません。じゃあ、何センチからあられで何センチからおかきかというと、、、明確な境はありません。えぇ。空から降ってきておかしくない大きさまでがあられ、、、ってことで良いですかね?
ちなみにあられは「霰」と書きます。雨冠で、空から降るあられと同じです。でもこの漢字、いわゆる当用漢字ではないので学校で習っていないんですね。ときどき「霧(きり)」とか「霞(かすみ)」とか、実体のない文字通り「雲」を掴むような字と間違われることがあります。。。(泣)