精華堂あられがご提供する本物の美味しさ
美味しさの原点がここにある
創業80有余年、あられ一筋。
美味しさの原点は、農薬も化学肥料も使わずに栽培されている国内産有機米。
しかも、味は最高と言われる宮城県産「みやこがね」銘柄を使用。
そして、味付け素材の醤油や豆・砂糖等にも有機・無農薬栽培素材・天然素材を使うことに徹していることです。
このこだわりが、素材の美味しさを引き出し、美味しさをお客様にお届けできると考えます。
また、安全へのこだわりの証として有機JAS認定も取得。
現在、1,000社以上と言われる米菓メーカーの中で、国産有機もち米100%で有機認証品を作り続けている唯一のメーカーとなっています。
有機認定証明書製造業者(米菓製造業者)
有機認定証明書製造業者
(米菓製造業者)
美味しさと安全を究め、手間ひまをかけ、ひとつひとつ心を込めた私たちの 『ものづくり』をご案内いたします。
株式会社 精華堂あられ総本舗
代表取締役社長 清水 敬太
株式会社 精華堂あられ総本舗
代表取締役社長 清水 敬太
「本当の美味しさ」=「安心・安全」
オーガニックのはじまり
幼い頃、山梨県で農業を営んでいた叔父・叔母夫婦のところに疎開していた私は、田畑を駆け回る元気な少年でした。 その私が大好きだった叔母が、ガンで亡くなりました。はっきりと原因を特定することはできませんが、叔母は叔父の手伝いと農薬散布を行っていました。そのことが、多少なりとも叔母の健康に悪影響を及ぼしたと、現在でも私は思っています。
人の健康をも脅かす“有害な薬剤”が日常の食卓に並ぶ、農作物の栽培で使用されていること。そして、それが公然と認められている現実に大きな衝撃と強い怒りをおぼえました。この時の体験が後の私に大きな影響を与えました。
創業者で私の父でもある、清水 六蔵が社長だった頃、私はあられ・おかきに最も合うお米や味付け素材を探し求め、およそ3年かけて日本全国の農家を隈なく訪ねました。 それこそ、北は北海道から南は沖縄まで、ほぼすべての都道府県を歩き回り、作物はもちろん栽培方法の細部に至るまでお伺いしました。
そんなある日、宮城県の農家を訪ね、ご馳走になった炊き立ての白いご飯がそれはそれは美味しくて、今までに食べたことがない美味しさに感動しました。
聞けば、そのお米は農家ご一家が自分たちの食用として栽培・収穫した無農薬のお米だということでした。 「これだ !」 私が探し続けていた答えがようやく見つかりました。
私の「本当の美味しさ」を追い求めた旅は、幼少期に経験した叔母への惜別の思いと同じ答えに辿り着いたのです。 この時、「本当の美味しさ」=「安心・安全」であると私は確信しました。
株式会社 精華堂あられ総本舗
代表取締役会長 清水 精二
株式会社 精華堂あられ総本舗
代表取締役会長 清水 精二
全国から美味しい素材を厳選
本物の素材だけの美味しさと深い味わい
国産の有機小麦・有機大豆を使用した、木桶熟成の有機醤油。
白醤油有機小麦・有機大豆を使用した、有機白醤油。
太平洋の大島(東京都)の海水を使い、壺焼き製法で作られたミネラル豊富な焼き塩。
米国産の有機サトウキビの絞り汁から作る有機砂糖。
工場内で煮出して作るだし醤油に使うかつお節は、鹿児島県の水揚げもの。
日高の真昆布。
国産の有機もち米を使用したみりん。
国産の米油か米国産の有機紅花油を使い、高温でカラッと揚げています。
九州有明産の香り豊かな海苔。
いつもより7回多く噛みしめて
精華堂あられの7つの味わい
米菓は70%から90%がお米で作られています。 また味付け素材は、お米に混ぜなければ、外側にしか付きません。 つまり米菓の本当の美味しさは、噛みしめた後にお米の甘み旨味が染み出てくるかどうかが重要です。 精華堂にとって、米菓の必要条件は「お米の味わいがすること」です。
7つの味わい 堪能ポイント
- 1.香り
- 2.唇
- 3.歯ざわり
- 4.味付け素材(醤油や塩など)
- 5.米との出会い
- 6.米の旨味
- 7.のど越し
ここが味わえる贅沢感が精華堂の特長です。
- 1.香り
- 2.唇
- 3.歯ざわり
- 4.味付け素材(醤油や塩など)
- 5.米との出会い
- 6.米の旨味
- 7.のど越し
ここが味わえる贅沢感が精華堂の特長です。
オーガニックの「もち米」を使う“歴史的”な理由
精華堂の"使命と夢"
あられ・おかきの発祥は、すでに奈良時代の文献に記載があると言われるほど古いものです。
元々は、神様へのお供え餅の「お下がり」として、お祝い事などが終わった後に固くなったお餅を、細かく切って炒ったり焼いたりして味付けをして皆でいただいたのが発祥とも言われております。
最近でも、お供え餅を時期が過ぎてから細くして、揚げ餅にするご家庭も多くあったかと思います。
つまり、あられ・おかきの元々のはじまりは、神様にお供えするほどの、最高の美味しいお餅を使って作る、最高級の家庭の味、家庭の料理だったのです。
「斎庭の稲穂の神託」の絵にもあるように、「米」は日本の文化にとって、とても重要な食材であり、気軽な「お菓子」として広まった現在でも、歴史と文化の僅かながらでも関わってものづくりができることを、いつも誇りに思っています。
しかしながら、あられやおせんべいが、手軽に買え求められるような時代になり、安いお米を使うことでより買いやすくなっていく一方でお米の質が二の次にされるようになってきました。
それは、くず米や破砕米、中米(粒のちいさいもの)や古米を、有効利用するための用途として、重宝されるようになっている側面もあり、一概に良くないことではないとは思います。(2008年の「偽装米・事故米事件」のようになると問題ですが)
しかし、本来の、最高の美味しいお米を使って作るあられ・おかきが、どんどんすたれてきているのは確かです。
精華堂あられは、この昔ながらのあられ・おかきの発祥の想いに深く共感し、最高級のもち米を使ったあられ・おかきづくりにこだわり続けています。
このような想いを持つメーカーがどんどん少なくなっている中で、この姿勢は当社が一社になっても続けていこう、貫いていこう、という「使命」を感じております。
『本物の米菓』を日々レベルアップさせてご提供
「美味しくて安心安全」
「オーガニック・ジャパン」
「自然栽培(農法)」
「美味しくて安心安全」 「オーガニック・ジャパン」 「自然栽培(農法)」
米菓を通じて「地球」「環境」 「未来の子どもたち」「地域」に貢献し ひとにやさしい持続可能な農業を育てます
私たちの使命のもう一つは、未来の子供達と日本の田園環境に貢献することです。
安心して泥んこになって遊べる、そして多くの小動物たちが共存している田んぼを増やすことです。
おかげさまで、当社の有機栽培米を提供してくださる農家さんの、農薬も化学肥料も使わない田んぼには、たくさんのホタルが戻ってきてくれました。
蛍が飛びかった、まぶしいくらいの田園を、最高級のもち米「みやこがね」の故郷である宮城県大崎平野から、日本のあちこちに広めていくことが、我々の夢です 。
田んぼにはじまる米菓作り
「奇跡のリンゴ」木村秋則さん指導の自然栽培米
お米の美味しさの追求し、精華堂が辿り着いた『自然栽培米』。
精華堂が工場を構える、お米の産地の宮城県大崎地区では木村秋則さんにご指導いただき、契約農家さんと共に
農薬はもちろん、肥料すら使わず土壌本来の力を活かす自然栽培で有機認定の米作りに取り組んでいます。
田んぼの履歴書
精華堂のあられ・おかきの原料米は「どこで」「だれが」「どのように」栽培したのかすべて管理しています。 田んぼを調査したり、書類で点検するだけでなく生産者の方々と心を通わせながらより美味しく安全なお米づくりを目指しています。
世界農業遺産に認定!
宮城県大崎地区一帯では、木村秋則さんやJA加美よつばさんのご支援を賜り地域をあげて環境にやさしい栽培方法に取り組んでいます。
2017年には東北初の「世界農業遺産」に認定され“究極のお米”の一大産地に変貌しようとしています。
有機栽培、自然栽培で収穫されたお米は、精華堂やJA加美よつばさんなどが全量買い取ることで生産をバックアップしています。
NTT docomoもICTを活用した自然栽培の普及プロジェクトも話題になっています。
全国菓子博覧会 表彰実績
『和菓子のオリンピック』と呼ばれる全国菓子博覧会にて、信頼の証として数多くの賞を頂いております。
これは有機米菓工場の認定とともに、従業員全員の努力とお客さまをはじめ、原料生産者さま、関係各位からの心あたたまる支援、応援の賜物です。
これらも常に美味しさの原点を忘れず毎日の研究開発を重ね、本物の美味しさとは何かを問い続けて参ります。
最近の全国菓子博覧会入賞商品のご紹介
第16回 名誉金賞
第18回 総理大臣賞
第19回 名誉無鑑査賞
第20回 食糧庁長官賞
第22回 大賞・第23回 金賞
第24回 技術優秀賞
第26回 厚生労働大臣賞
第27回 功労賞
(第25回は不参加)